青紫 vs 赤

　VS　

先日、とうとう東芝が継続を断念し、規格の一本化が確定しつつある次世代DVD。

HD DVD機を購入したユーザーへ向けてサポートは続けるが、今後の開発などは行なわないと。
市場からみれば大英断だとと賞賛されるのかもしれない。

しかしユーザーが置いてけぼりにされているような気がする。

よく比較として持ち出される『ベータ vs VHS』だが、この時のソニーはほぼ負け状態であったにも関わらず、細々とでも事業を継続していた。
しまいにはベータとVHSをダブルデッキにして販売していたなぁ。

このユーザーへの姿勢の違いはなんだろう。
このような撤退の仕方であれば、記録メディアのサプライヤーもすぐに離れていくことだろう。

東芝はもう少しユーザーを大事にしなければいけなかったのではないか。
PC用にはHD DVDとBDのどちらのメディアも利用できるコンパチデュアルドライブが既に発売されている。
これを搭載して、細々とでも続けていけば良かったのではないかと思う。

こんな風に思っていたら、すごい報道を目にした。

東芝のＨＤ－ＤＶＤ事業終息に伴う当社の対応について
（エディオン グループ）

エディオングループの店舗で購入したHD DVD機を下取りし、BD機へ差額調整してチェンジしてくれるのだとか。
素晴らしい。
東芝さん、知ってましたか。
ユーザー、捕まえておかないと、これから氷河期に入ってしまいますぞ。

探偵ファイルの記事で知ったのだけど、上席常務さんがリップサービスなのか、

「BDに負けたら土下座する」

なぁんて公の場で言っちゃていたみたいね。
それで２ちゃんねるでこんなスレッドが上がっていたと。

■■■ルー東芝「ドゲザーしようぜ！」 ■■■
1 ：名無しさん┃】【┃Dolby：2007/06/21(木) 03:55:42 ID:rOBpQ4/y0

　むしゃくしゃして言った・・
　今はワンダーしている、、。

　　
相変わらず表現が上手い。

さてホントにするのかな？