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人として、親として [つれづれ]

先日、ネットのニュースを眺めていた時に、ある一つの記事に目が留まった。

よくよく読んでみると、5歳の男児の白骨化した遺体がアパートで見つかっていたとの事。

経緯として、父親が子供に食事を満足に与えなかったことが原因による衰弱死によるものと。
しかもこの父親は、この子供の母親である妻へDVを加えていたという事。
これに耐えかねた妻は子を父親のもとに置いて単身家出したという。

その後、父親は別に愛人を作り、仕事の多忙も重なり、子供の面倒を見ず、アパートに放置していたと。

父親が最後にこの息子に会ったとき、コンビニで購入してきたパンやおにぎりの袋を、自分の力では開けられないくらいに衰弱していたと。
この男児はか細い声で「パパ、パパ」と呼んでいたと。
それが辛くなり、子供を置き去りに、1時間ほどで自宅を後にしたと。

何と情けない事か。

親だろう。

なぜ子供の事を最優先に考えられない。

この母親も同罪だ。

なぜ子供を置いて自分だけ逃げるのだ。

この男児が自分の子供たちと重なって見えてしまい、何ともやるせない、悲しい気持ちでいっぱいになってしまった。


子供を失って悲しむ親たちがいる中で、自分たちで生み出した子供たちをうとましく思う親がいる。
後者の親たちは、それぞれの親たちから愛情を受けて育ってきていないのであろう。

被害者は、それらを抵抗するには幼い子供たちだ。

そんな被害者をこれ以上生み出さないために、親としての心構えの指導が必要になってきているのであろうか。


自分自身、親としてはまだまだ未熟者の部類であると思う。
しかし、今回の事件のような、子供の人生を終わらせてしまうような不幸だけは絶対に起こさない。
それだけは誓う。


その日は気分が滅入り、かなり沈んでしまった一日となった。
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